ポーランド戦の西野采配 - 関とおるの鶴岡通信

 サッカー協会、元日本代表などマスコミに登場する名の知られたサッカー関係者は、西野監督の勝ちを目指すことを止めた采配を良しとしているようです。

 「関係者」が、決勝トーナメントに進出する事を至上命題とするのなら、部外者がどうこう言う必要はありません。

 しかし、ワールドカップに際しての、国民に感動を与え日本を励ます、というアピールが真実のものだったとすれば、判断は間違いだったと言わねばなりません。

 勝敗よりも成績よりも貴重なものをひたむきに追い求める姿(フェアプレイ)にこそ、競技の好き嫌いやスポーツへの関心の有無を超えた感動が生まれます。

 それをコロンビア戦、セネガル戦と見せてくれていた訳です。

 西野監督自身は「自分の信条とは違う」と苦渋の判断であったことを隠していません。

 選手たちもそう。

 今回の問題をサッカー界、スポーツ界が、スポーツの社会的価値であるフェアプレイについて掘り下げる機会にすることを願います

 今すぐに深い総括はできませんが、「あれでよかった」という表明は止めて、考察する姿勢を見せなければならないでしょう。

 そうでないと、サッカーファンを超えて拡がっていたワールドカップでの日本代表への期待は、しぼんだまま終わってしまいます。

 その事と併せて、サムライブルーが決勝Tでひたむきな戦いを見せてくれることを心から楽しみにしています。  

https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20180629/786114.html